北野天満宮3
947年に創建されたが何度も焼失し、
現在の社殿は慶長12(1607)年に豊臣秀頼が造営したものです。
屋根は複雑で、曲面の多い八棟造。この国宝の本殿を横から回りこむと、
左側は拝殿、右側は本殿とつながっているのがよくわかります。
連なる桧皮葺の屋根が優雅で美しく、桃山建築の代表とされています。
豊臣秀吉が主催した茶会がここで開かれ、
千利休・津田宗及・今井宗久らが、参会者に茶をふるまったとのことです。
天正15年(1587)、秀吉が北野大茶会を催した時、
七軒茶屋は秀吉の休憩所となりました。
境内を東に抜け、鳥居をくぐると、その先が七軒茶屋、花街の上七軒です。
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