京の花街-祇園甲部3-
祇園甲部(ぎおんこうぶ)
花見小路から、一本入ったとおりは静かで落ち着きます。
通りを面して向かい合う家並み群がひとつの町内会です。
石畳を歩くと、出格子、低い軒先、2階の簾とシーンが目に入ってきます。
通りの町内には地蔵菩薩が祭られています。
京都では毎年、8月24日に地蔵盆が行われています。
祇園のシンボル、赤いつなぎ団子の提灯。
お茶屋として、もてなしの空間をお客にしつらいます。
民家にはない薄い軒の庇、繊細な格子など細部にシキイの高さを感じます。
庇と駒寄せが入口の空間を作り、提灯でお客を門前へ導きます。
当時は、格子のみ、時代の流れで、すりガラスが格子に組み込まれました。
ほんわかしたあかりが、少し入ってみたくなる夕方のお茶屋ですね。
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祇園甲部(ぎおんこうぶ)
(場所)東山区花見小路四条下ル
(アクセス)京阪四条祇園から徒歩5分
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