京の花街-島原2-
島原(しまばら)
京には、以前は6花街だった組合も、今は5花街になりました。
1976年に京都花街組合連合会を脱会、その抜けた花街が、島原です。
現存していたお茶屋なども取り壊され、建物として残るのは数件です。
西本願寺側から近づくと、島原大門が見えてきます。島原への入口です。
現在は輪違屋(わちがいや)のみが茶屋営業を行っています。
通常の舞妓、芸妓とは異なり、御所の公家や皇族を相手にしていたため、
文化教養に長けた芸妓いわゆる大太といわれています。
幕末、宴会など行われた揚屋として機能していた角屋も、今では、
角屋もてなしの文化美術館として公開されています。
格子の建物が、重厚な表情で、当時の面影を残していますね。
木造の大構造、日本の伝統的な工法が数百年の建物を支えます。
嶋原は、吉野太夫など多くの芸妓を生みました。
この宴席には、西郷隆盛や新撰組などが出入りをし、
文化を語り、また戦いの戦術を考えた場所ともいわれています。
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島原(しまばら)
(場所)京都市下京区西新屋敷場屋町32
(アクセス)JR丹波口駅から徒歩7分
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