京の花街-先斗町2-
先斗町(ぽんとちょう)
高瀬川と鴨川の間に位置する先斗町。
江戸時代より、伏見港から高瀬川を行き来する船により、
旅籠屋が立ち並び、繁華街として形成、その後花街として認められました。
四条大橋からみる三条大橋と、鴨川に面し納涼床を設ける町家です。
先斗(ぽんと)の語源は、ポルトガル語のponta「先端」ともいわれています。
四条通りから三条一筋南まで続く、幅2メートル、長さ400メートルの先斗町通り。
美しい石畳が、花街の中心である歌舞練場まで続きます。
奥に、先斗町歌舞練場が見えます。
ゴールデンウィークの頃、5/1~5/24まで鴨川をどりが開催されます。
鴨川の対岸からみる先斗町歌舞練場は、昭和2年(1927)に松竹座など
劇場建築を数多く手がける大林組の木村得三郎により設計されました。
幾何学模様の窓枠、スクラッチタイルなど印象的な建物です。
内部も白漆喰などレトロな雰囲気で、緞帳(どんちょう)が美しく、
舞台を待つ時間を楽しませてくれます。
先斗町かいわいの中心は、この先斗町歌舞練場です。
鉄筋コンクリート造、地下1階地上4階には、花街にかかせない、
稽古施設(技芸学校)、組合事務所(検番)が入っています。
そして、歌舞練場から、南側にお茶屋が連なります。
そんな先斗町の花街の形成を確認しながら、
散歩するといろいろ楽しめますね
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先斗町(ぽんとちょう)
(場所)京都市中京区先斗町通三条下ル
(アクセス)阪急四条河原町徒歩3分
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