京の花街-北野上七軒2-
北野上七軒(きたのかみしちけん)
京都の花街の中でも、最古といわれる上七軒をご紹介。
北野白梅町から少し歩くと、北野天満宮に到着。
参拝のあと、境内を歩きながら、東門の鳥居のほうへ。
東門を抜けると、その先に上七軒通り、いわゆる上七軒界隈があります。
上七軒は、北野天満宮の社殿修復の際の、
残った材木を利用して、七軒の茶店を始めたといわれてます。
安土桃山時代の豊臣秀吉が、北野天満宮で北野大茶湯を行った際に、
休憩所として、上七軒の茶店が利用されました。
その際に、秀吉は休憩所で献上された御手洗団子を気に入り、
その褒美として茶屋株を与えたことがお茶屋の始まりといわれています。
京都最古の花街といわれている上七軒。
その界隈の拠点的な建物は、上七軒歌舞練場です。
春には北野をどりが4月15~25日の11日間だけ開催されます。
鉄筋コンクリート造の建物には、お茶屋協同組合も。
上七軒の中心部に位置するお地蔵さんは、地域の守り神ですね。
半世紀前も変わらぬこの風景は、上七軒を象徴するお茶屋です。
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上七軒(かみしちけん)
(場所)上京区今出川通七本松西入真盛町742
(アクセス)北野白梅町から徒歩10分
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