京の花街-祇園甲部2-
京の花街(かがい)-祇園甲部(ぎおんこうぶ)-
江戸初期に八坂神社の門前で営業された水茶屋が、
この花街の始まりといわれています。
中心地の祇園をご紹介。
江戸時代中期に、花見小路どおりを中心に祇園界隈が形成されていきます。
夕暮れの花街は、よりいっそう雰囲気のある街並みを感じます。
その通りの目線に飛び込んでくる一力茶屋
門の暖簾には「万」が掲げられていますが、もともと「万屋」。
後に、一字を上下に分け、「一力亭」となったそうです。
一力茶屋(いちりきちゃや)は大石内蔵助がよく利用したことで知られています。
通りからみる洗練されたデザインは美しい。
花見小路を南へ下がると、左側に祇園甲部歌舞練場があります。
毎年、芸妓や舞妓による都をどりが開催されています。
手前には玄関、右奥は別館で、右側の大屋根は八坂倶楽部です。
隣接する弥生会館は、昭和12年の建設です。
洋館に和風の屋根がかかる当時としては斬新なデザイン。
帝冠様式の建物の内部は、貸しホールや組合事務所が入っています。
通りの奥に一力茶屋、そして高い建物が弥生会館。
一本、筋を入れば華やかな中心部とは異なり、
落ち着いた街並みを形成するとおりです。
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祇園甲部(ぎおんこうぶ)
(場所)東山区花見小路四条下ル
(アクセス)京阪四条祇園から徒歩5分
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