大徳寺塔頭 孤篷庵2
大徳寺塔頭 孤篷庵(だいとくじたっちゅう こほうあん)
境内の中でも、茶室の忘筌(ぼうせん)は特別なものです。
普段は見られない中の様子は、書籍などで見ることができます。
明かり障子の下部を吹き抜けにし、縁先の手水鉢と寄せ燈籠を眺めるように、
その構成を切り取り、風景として鑑賞できる手法はよく知られるところです。
今回も、散策で、だれでも見ることができる外からの鑑賞をご紹介。
表門外の濠、そしてそこにかかる洗練されたデザインの石橋。
正面は桟瓦葺、両サイドに本瓦葺、そして造形の花が独特です。
棟端に据える鬼瓦。頭部に反り上がった丸瓦は、鳥衾(とりふすま)といいます。
いたるところに、美のデザインがほどこされていますね。
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大徳寺塔頭 孤篷庵(だいとくじたっちゅう こほうあん)
(場所)北区紫野大徳寺町
(アクセス)京都駅からバスで30分
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