京の寺院-智積院2-
智積院(ちしゃくいん)
寄進された豊国神社の土地には祥雲禅寺(しょううんぜんじ)も含まれました。
祥雲禅寺は、豊臣秀吉が、3歳で死去した鶴松の菩提のために建てた寺院です。
智積院は、豊臣家滅亡の際、その寺院の建物、障壁画、堂舎、梵鐘を継承します。
仏教の布教活動よりも、各宗派の僧の学寮として発展していました。
25面ある障壁画は国宝です。これは長谷川等伯の桜楓図ですね。
大胆な構図、金箔に艶やかな色づかいは、桃山文化の象徴です。
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智積院(ちしゃくいん)
(場所)東山区東大路通七条下ル東瓦町964
(アクセス)市バス100、206、208号系統
「博物館・三十三間堂前」下車
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