古都奈良-室生寺3/8-
宇陀、室生山の山麓に佇む、室生寺(むろうじ)。
空海の教えを伝承する真言宗室生寺派大本山の寺院です。
仁王門から、鎧坂(よろいざか)へ。
鎧坂から見上げる金堂は、すいこまれるような風景です。
参道の石段を上がっていきます。
杉木立の新緑に囲まれた金堂は、優雅で美しい。
弘仁時代を代表する形態をしています。
屋根は寄棟造、柿葺き。建物の前方部分は斜面に張り出して、
床下の長い束(つか)で支える懸造(かけづくり)。
金堂から少し上がると、冬枯れの室生寺灌頂堂(かんじょうどう)。
屋根は入母屋造、檜皮葺き。境内に静かに佇んでいます。
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室生寺(むろうじ)
(場所)奈良県宇陀市室生区室生78
(アクセス)近鉄室生口大野駅より室生寺行バス室生寺前。
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