古都奈良-室生寺5/8-
室生寺(むろうじ)
室生山の中腹になる五重塔の周辺を散策します。
少し上から眺めると、小ささがわかります。
通常50メートルほどになる五重塔の三分の一の大きさです。
屋根の大きさが下と上であまり変わらない均等さが特徴です。
下から見上げた時の迫力は、意図的なものだとわかりますが、
1200年前からそのような手法が使われていたと仮定すると、
日本の伝統的な美意識とも取れますね。
木部を朱塗りにした鮮やかな色彩です。
今年は平城遷都1300年祭のイベントとして、12/31の22時~1/1の2時まで、
五重塔の初層(しょそう)の開扉(かいひ)と
秘仏「五智如来(ごちにょらい)」の特別開帳が行われましたね。
柱は、階高に対して通常よりも太くなっています。
美しい五重塔を見上げた時を考慮したものといわれています。
五重塔を静かに見守る石仏です。
ゆっくり周辺を堪能した後、
御影堂へ向かって、さらに山を登ります。
---------------------------------------------------
室生寺(むろうじ)
(場所)奈良県宇陀市室生区室生78
(アクセス)近鉄室生口大野駅より室生寺行バス室生寺前。
---------------------------------------------------
↓よろしければ、投票をお願いします!!。↓
| 固定リンク
「67古都 奈良」カテゴリの記事
- 新緑と五重塔 室生寺vol.06(2015.05.17)
- 御影堂 奥の院 室生寺vol.05(2015.05.16)
- 国宝 五重塔 室生寺vol.04(2015.05.15)
- 灌頂堂とクリンソウ 室生寺vol.03(2015.05.14)
- 九目結紋 女人高野 室生寺vol.02(2015.05.13)
コメント