京の維新1-寺田屋-
京の維新。
幕府を維持しようとする幕府と天皇を中心とする政治を行おうとする倒幕派。
大きく二つに分かれた時代。
幕府は、徳川慶喜、京都守護職・松平容保、新撰組、勝海舟
倒幕派は、岩倉具視、長州・桂小五郎、薩摩・西郷隆盛、
その中間に、坂本龍馬。複雑な関係が、さらに複雑にします。
そんな時代背景を浮かべながら、京の維新を散策します。
京の南の入口、伏見へ。
当時は、淀川を上下する船旅の客で賑わった伏見。
舟宿のひとつが寺田屋です。
文久2年(1862)に尊王攘夷派の有馬新七たちの薩摩藩士が、
薩摩藩主の島津久光が差し向けた藩士と斬りあいが同士討ちとなります。
寺田屋騒動ともいわれ、その石碑が入口手前に残ります。
また、慶応2年(1866)、薩長同盟が成立。その立役者となった坂本龍馬。
京都守護職、松平容保により、
倒幕をもくろむ、坂本龍馬を捕らえようと包囲されたのもこの寺田屋。
時代を超えて現代に維新の姿を伝えます。
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寺田屋(てらだや)
(場所)京都市伏見区南浜町263
(アクセス)京阪中書島駅から徒歩6分
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