京の古寺 三重塔 三室戸寺2
京の古寺 三重塔 三室戸寺2
再び、三室戸寺へ。
奈良時代末期の創建といわれている古刹。
四季の花が咲く花の寺として、また、源氏物語「宇治十帖」の浮舟の碑も。
境内のシンボル三重塔は、兵庫県佐用郡三日月町の高蔵寺から、
明治43年(1910)に移築されたものです。
塔の上部の飾り、相輪(そうりん)部分。
上部から、宝珠(ほうしゅ)、竜車(りゅうしゃ)、水煙(すいえん)、
9つの宝輪からなる九輪(くりん)、請花(うけばな)と見えます。
軒の組み物は、二軒継垂木と呼ばれ、繊細で美しい意匠ですね。
三手先組物としなやかな尾垂木。その先に、ぶらさがる風鐸も上品。
訪れた1月は、梅の枝から芽が出始めたとき。
(今は、見頃を迎えていますね。)
奥に見えるのは、花頭窓。
細部の上品さが、三重塔全体にも漂います。
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三室戸寺 (みむろとじ)
(場所)宇治市莵道(とどう)滋賀谷21
(交通)京阪宇治線三室戸寺駅徒歩約15分
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