ブックレビュー「細川ガラシャ夫人」三浦綾子File.05
ブックレビュー「細川ガラシャ夫人」三浦綾子File.05
9月に入り、NHK大河ドラマ「江」も後半へ。
石田三成と徳川家康の実権争いも激しくなり、
細川ガラシャ(玉子)も巻き込まれ、
キリシタンは自害は出来ないことによる壮絶な最後を。
その出来事により、
徳川家康に形勢が傾き、
関が原の戦いに勝利したともいわれています。
細川ガラシャといえば、明智光秀の娘。
誕生した時は、織田信長の時代。
十四歳、信長の命により、細川忠興と結婚、
十九歳、父、明智光秀による本能寺の変、そして幽閉
二十四歳、玉子受洗し、洗礼名ガラシャとなる。
三十四歳、豊臣秀吉によるキリシタン弾圧に身を隠す。
三十八歳、石田三成による人質、征伐、そしてガラシャ没。
辞世の句、
「散りぬべき、時知りてこそ、世の中の、花も花なれ、人も人なれ」
本格派の歴史小説にて、「江」と時同じく、この激動の時代を感じつつ、
一点の曇りもない、この辞世の句にたどりつくこと、納得します。
「細川ガラシャ夫人」上・下
著者:三浦綾子
発行所:新潮文庫
発売日:1986年3月25日
玉が細川忠興にお輿入れした勝竜寺城跡を訪ねて。
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勝龍寺城跡(しょうりゅうじじょうあと)
(場所)京都府長岡京市勝竜寺
(交通)JR長岡京駅東口徒歩10分。
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