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2011年9月10日 (土)

自然の猛威を感じて 熊野三山

自然の猛威を感じて 熊野三山

先週の台風12号により、熊野古道は甚大な被害が出ています。

田辺市の防災対策室の広報をみると、

史跡熊野三山(熊野本宮大社旧社地大斎原)
熊野川の氾濫により全域で冠水。
泥土が数㎝~約30㎝にわたり堆積。
境内の桜2本が倒木。
参道周辺でも倒木(流木の可能性もある)。
    「台風12号に伴う被害状況等について《第34報》」

初夏に訪れ、その豊かな自然、熊野古道を身近に感じてきただけに、

明らかになってきた被害の状況、ニュースの映像に、

驚きと深い悲しみを感じます。

Kumano1

熊野新宮から本宮へ向かう国道168号線と沿う熊野川。

河川の水量、そして広さからみても、

川が氾濫したこと自体が想像できません。

Kumano2

本宮前の河川敷より熊野川を眺めて。

台風時は、この河川敷まで水が溢れたのだろうかと思うと、

自然の猛威は計り知れない。

Kumano3

その堤防の右側、熊野本宮大社旧社地大斎原(おおゆのはら)。

この地域は完全に冠水し、流木が流れ着き、泥土が30cmも堆積。

ニュースの映像にも、この鳥居とともに、泥土で冠水した状況が。

田植祭、そして田植え風景を間近で見ていただけに、

被災された皆様の安寧と一日も早い復興を祈ります。
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熊野本宮大社旧社地大斎原 
(場所)和歌山県田辺市本宮町本宮

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