アサラボ物語(界隈 1-1) 週刊八流 vol.01
~いつも訪れて頂いている皆様へ~
いつもありがとうございます
私の学生時代の恩師のブログにて、温かいメッセージを授かりました。
今週は、そのブログを原文のまま、掲載させて頂きます。
当事者間のものであり、お見苦しいところもあると思いますが
ご了解頂きたく、お願い申し上げます。 2015.09.13 コトフォトライフ
<一流でも二流でもない、八流教授の研究室物語<週刊八流>より>
週刊八流 2015年8月20日号
アサラボ物語(界隈 1-1)
水野修一は1・2年生の時、A教授担当のグループだった。
このグループの製図室は教室不足のためキャンパスで離れ小島のような場所をあてがわれていた。
グループには人一倍精力的に学生時代を過ごそうという、訳ありのツワモノ達がそろっていた。
それをいいことにA教授は独自路線のカリキュラム運営をやっていた。
演習課題をそこそこに学生たちと話し込む。
課題と関係のない教材を持ち込む。
それに食い付いてきた学生達と楽しく授業を進めていた。
彼らのやる気の根本には不本意入学があった。
ある日製図室のバルコニーで休憩中の学生FがA教授に質問した。
「先生、乾燥ナメクジって知ってますか」
「ああ持ってるよ」
「え、持ってるんですか。貸してもらえますか。」
というわけで、
建築家・早稲田大教授吉坂隆正著作の生い立ちの記「かんそうなめくじ」が
しばらくバルコニーの話題となった。
まだパソコンの普及していない時代、課題の資料集めでインターネットがいかに便利か、
その体験談で話が盛り上がった。
(* 登場する氏名は仮名です。 続く 野平洋次)
【文:八流教授 写真:コトフォトライフ】
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