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2015年10月

2015年10月31日 (土)

鹿王院 私の京都vol.42

鹿王院 私の京都vol.42

見ごろを迎えた京都市内は

大勢の人であふれます

京福電車鹿王院で降りて

しばらく歩くと見えてくる

静かな鑑賞に

鹿王院(ろくおういん)へ

参道の竹林

西日が射すころ

光のカーテンとなり

幻想的な雰囲気にて

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(2011年11月26日撮影 鹿王院)

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2015年10月30日 (金)

詩仙堂 私の京都vol.41

詩仙堂 私の京都vol.41

徳川家康の側近 石川丈山(じょうざん)が

隠居のために建てた草庵

36人の中国の詩人を呼びよせ

狩野探幽・尚信に肖像を描かせて

その額を

凹凸窠(おうとつか)の詩仙堂に

掲げたことに由来する

凹凸窠とは

でこぼこした土地に建てた住居というほどの意である

丈山はここに十境を見たてた

丈山好みの唐様庭園

静かに眺める枯山水庭園は

正面に正座して座ると

空間庭園の奥の深さを感じる

とともに こころ安らぐひとときにて

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2015年10月29日 (木)

大悲閣 私の京都vol.40

大悲閣 私の京都vol.40

大河内山荘の

約六千坪の敷地を巡る回遊式庭園

山荘の山頂 西側を見れば

山肌にせりだす大悲閣(千光寺) 

角倉了以(すみのくらりょうい)が

大堰川の開削で亡くなった人を弔うために

建立した千光寺

移転され

大堰川の岸壁に立つ観音堂

保津川(桂川)の渓谷

眼下に見下ろす景勝地が美しい

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2015年10月28日 (水)

西大谷 私の京都vol.39

西大谷 私の京都vol.39

川端五条の京阪清水駅から

東へ歩いて清水寺へ向かう参道

東山五条で東大路通の大通りを渡るが

その正面にあるのが大谷本廟

西大谷といわれる

親鸞が没したときに

鳥辺山で火葬され

遺骨を知恩院山門の北側

大谷に納めたことに由来する

東大谷もあるが本廟に対して

大谷祖廟ともいわれる

参道にかかる橋からは

小さいながらも秋を彩る

観光寺院ではないため

静かな早朝は荘厳な雰囲気にて

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(2014年11月22日撮影 西大谷)

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2015年10月27日 (火)

山崎山荘 私の京都vol.38

山崎山荘 私の京都vol.38

天王山の南麓の

アサヒビール大山崎山荘美術館より

山の中腹の園内は紅葉の名所にて

芝生広場より

チューダー様式の洋館を眺めながら

自然の中に佇む山麓のロッジ

作家、夏目漱石も訪れて

たいそう気に入ったエピソードも。

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(2012年11月24日撮影 山崎山荘)

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2015年10月26日 (月)

円光寺 私の京都vol.37

円光寺 私の京都vol.37

青もみじから紅葉にかけて

季節の移ろいを感じる

「十牛の庭」

晩秋には

落葉した紅葉で

一面が赤く染まります

間近にみると

苔と散り紅葉の美しい彩りにて。

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(2011年11月27日撮影 円光寺)

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2015年10月25日 (日)

柳谷観音 私の京都vol.36

柳谷観音 私の京都vol.36

京都西山三山とは

善峯寺、光明寺そして柳谷観音楊谷寺

JR東海の「そうだ京都、行こう」の

紅葉キャンペーン寺院として

善峯寺や光明寺が紹介されています

柳谷観音楊谷寺も

隠れた紅葉の名所のひとつ

他の2寺院に比べ今年も

静かなお寺

紅葉の穴場のスポットです

弘法大師ゆかりの

「独鈷水(おこうずい)」は眼病に効くといわれ

眼病平癒の柳谷観音として

広く知られています

境内に入ると

山紅葉を鑑賞できます

地元では

柳谷の観音さんとして親しまれているお寺

ちょいと遠いですが

山里でゆっくり山紅葉の鑑賞と散策に。

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(2009年11月23日撮影 柳谷観音)

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2015年10月24日 (土)

曼殊院 私の京都vol.35

曼殊院 私の京都vol.35

京都市内の北

冬の訪れを感じながら

見えてくる広い石段が印象的な勅使門

積まれた石垣の上に配する紅葉が美しく

門跡寺院の風格が漂う

京都の紅葉は

自然の山紅葉とは異なり、

植樹されているものも多く

意図的に 色、鮮やかさなど厳選され

選ばれしものなので

より印象深いともいわれます

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(2014年11月24日撮影 曼殊院)

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2015年10月23日 (金)

来迎院 私の京都vol.34

来迎院 私の京都vol.34

御寺 泉湧寺の塔頭 来迎院

小さな境内には

赤穂義士v大石義雄建立の茶室

「含翠軒(がんすいけん)」

その前方は

シダと苔の美しい庭園が広がる

それぞれがこじんまりとしているが

独特な雰囲気が楽しめて

紅葉狩りに訪れる観光客とは

少しずれるため

静かに眺めることできる

晩秋の頃の夕暮れ時は

ひときわ美しい

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(2014年11月24日撮影 来迎院)

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2015年10月22日 (木)

神護寺 私の京都vol.33

神護寺 私の京都vol.33

神護寺の高雄、高山寺の栂尾

そして西明寺の槙尾

合わせて、三尾と呼ばる

ひと足早く 京都を彩る

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2015年10月21日 (水)

落柿舎 私の京都vol.32

落柿舎 私の京都vol.32

何度訪れても変わらぬ嵯峨野の落柿舎の前より、

芭蕉十哲(ばしょうじってつ)のひとり

向井去来(むかいきょらい)の隠棲地にて、

俳人、松尾芭蕉が「嵯峨日記」を記した場所

として知られています。

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2015年10月20日 (火)

京都大原 私の京都vol.31

京都大原 私の京都vol.31

京都市内から1時間

高野川を眺めながら

八瀬を抜けて

京都の北 大原の里へ入ると

のどかな田園風景が残る

三千院は人の賑わい

観光客が訪れるが

その反対側の川べりでは

ひっそりと木々が紅葉をしている

草紅葉の美しさに魅せられて

大原の里は素朴な風景が

今も残る地域です

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(2014年11月24日撮影 大原)

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2015年10月19日 (月)

等持院 私の京都vol.30

等持院 私の京都vol.30

足利将軍家の菩提寺

足利尊氏の墓所として知られる等持院

足利義政の好みと伝わる

清漣亭(せいれんてい)

水面が鏡のように映る紅葉

引き込まれそうな風景に

京都の紅葉の穴場スポットです

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(2011年11月26日撮影 等持院)

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2015年10月17日 (土)

桂川 私の京都vol.29

桂川 私の京都vol.29

茅葺のさとの美山町で

桂川の支流は生まれ

そこから京北町、日吉ダム、

亀岡で保津川

嵐山上流部で大堰川

そして桂川となり

山崎で宇治川、木津川と3本が合流し

淀川となって大阪湾へ流れ込む

いつも静かなこの川も

近年上流部での鉄砲雨で

2013年9月16日台風18号で

渡月橋が浸水し、

桂川が氾濫することもありました

普段は静かな趣きにて

景勝地嵐山のその美しさに

心も豊かになる

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(2014年11月23日撮影  桂川)

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2015年10月16日 (金)

古知谷阿弥陀寺 私の京都vol.28

古知谷阿弥陀寺 私の京都vol.28

大勢の人が訪れる三千院から

さらに若狭街道を北へ大原の人里離れ

ひっそりと佇む古刹

古知谷の阿弥陀寺へ

幽遠な参道を歩きながら。

1609年(慶長14年)に

弾誓(たんぜい)上人が開基した念仏道場

静寂とした深い森の参道を抜けると

空が見え 光が射し込む

深い森から見える空は

手が届くような錯覚に

霊気が漂う古道を歩きながら

森を抜けると

小知谷の世界が広がる

苔むす石垣にせり出すように

懸崖造りの茶室 瑞雲閣

小堂のひとつひとつに霊気を感じつつ

樹齢800年になる老木の古知谷楓

(京都市指定天然記念物)をはじめ

江戸時代から300本近い楓が

境内を包み込む

京都市内が盛秋のころ

洛北のこの地は晩秋の趣

色あせた楓のころの風情も

深々として奥深く

幽閉の境地でありながらも

有栖川宮関院宮の両御祈願所として

皇族とも深い関わりのある寺院にて

宮家からのご奉納や寄進、

そして皇族方のご参拝の地としても知られる

晩秋の紅葉 人の訪れも少なく

静寂な境内に 微笑む石仏に出会いし。

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(2014年11月24日撮影  古知谷阿弥陀寺)

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2015年10月15日 (木)

二尊院 私の京都vol.27

二尊院 私の京都vol.27

小倉山の山麓の古刹

本尊 釈迦如来と来迎の阿弥陀如来

二体を本尊とすることから

名づけられている 二尊院

境内には小さな枯山水庭園

その後ろに

借景の様に重なりあう瓦屋根が美しく、

目線を下に傾けると、

手前から流れるような石の配置、

切り石や自然石、色も様々にて、

その奥には、瓦を縦に組まれた苔庭など、

庭の構成にもモダンな雰囲気が漂います。

ただ ここのメインは

総門から本堂へと続く

紅葉の馬場といわれる参道

優雅な紅葉狩りが楽しめる

そして

小倉山の山号を掲げる

勅使門の扉の向こうに見える紅葉が美しい

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(2014年11月24日撮影  二尊院)

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2015年10月14日 (水)

金蔵寺 私の京都vol.26

金蔵寺 私の京都vol.26

静かな大原野の里へ

昔と変わらず 懐かしい風景

私のふるさとです

金蔵寺へ向かって

美しい竹林の山道を上る

途中から原生林のような雰囲気に

さらに奥へ

富士山に代表されるように

山に対する自然信仰が厚い日本人

京都も古代から

北は愛宕山愛宕神社

東は比叡山延暦寺と。

おそらく

この西山も信仰が厚かったように感じます

それゆえに、険しい道もなんのその

分かれ道は、古道を感じる空間も

金蔵寺への参道は

険しい山道、古代の信仰の厚さを感じつつ

標高360メートル

小塩山の中腹にある金蔵寺

平安末期

今昔物語にも記されている由緒ある寺院

山道を上ったところで

お地蔵さんがお出迎え

平安京造営の際に

桓武天皇が王城鎮護を願って、

経文を四方の岩倉に納めたとのこと

その西に当たるのがこの金蔵寺

なので周辺は西岩倉と呼ばれています

その先に、朱色の仁王門

階段を上がると

静かな境内

したたる紅葉を独り占めスポットです

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(2011年11月26日朝7時30分撮影  金蔵寺)

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2015年10月13日 (火)

天授庵 私の京都vol.25

天授庵 私の京都vol.25

南禅寺の塔頭寺院 天授庵

名前のごとく 境内に入れば

伽藍を囲うように庭園がある

見せ場は多くあるが

必ず見かけるのが書院座敷

入口から座敷の奥の庭園まで見える

京都の町家のような連続する間取りになっている

その障子の間に紅葉があり

秋になると額紅葉の趣になる

ガイドブックでよくみかけるカットです

庭園は方丈前庭から

川の土手から眺めるような流れを感じる

白砂の枯山水庭園

ここで心を穏やかに

そして

樹木をくぐり抜けてつながる次の庭園へ

ぱっと大きな池が目の前に

池泉回遊式庭園になっており

途中 飛石を渡る仕掛けもある

この水辺に映える

すいこまれるような鏡紅葉は見逃せない

青々とした竹林と真っ赤に染まる紅葉

贅沢な紅葉散歩にて

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(2012年11月22日撮影  南禅寺天授庵)

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2015年10月12日 (月)

東福寺 私の京都vol.24

東福寺 私の京都vol.24

旅の道しるべ

しばらく錦秋の京都を 巡ります

臨済宗東福寺派の総本山 東福寺

本尊 釈迦如来

九条家の菩提寺の創建を願って

九条道家が建立

通天橋(つうてんきょう)

臥雲橋(がうんきょう)のあたりは

紅葉の名所。

京都五山 別格 南禅寺

      第一位 天龍寺

      第二位 相国寺

      第三位 建仁寺

      第四位 東福寺

      第五位 万寿寺

京都五山第四位に位置する東福寺

境内は大伽藍を有する寺院となり

 「東福寺の伽藍面(がらんづら)」

といわれます

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(2014年11月22日撮影  東福寺)

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2015年10月11日 (日)

永観堂 私の京都vol.23

永観堂 私の京都vol.23

京都のお寺の中でも

華やかな永観堂禅林寺

もみじの永観堂といわれる

ゆえんであろうか

東山の斜面 生い茂る森に

佇む阿弥陀堂

本尊「みかえり阿弥陀」が鎮座

顔を左後ろに傾けた姿

小さな国宝の仏像(77cm)は

静から動への一瞬の動きを感じさせる

本堂近くには三鈷の松

葉先が3つに分かれている珍しい松

三鈷は、知慧、慈悲、真心を表す

この松の葉を持っていると、

3つの福が授かるといわれる

秋は紅葉の永観堂

人気の寺院は毎年入場制限ありの混雑さ

美しい伽藍の多宝塔

上部は円形 下部は方形

屋根の上に伸びる心柱に九輪と水煙

紅葉狩り観光客の行列ができる参道から

少し外れれば

実は

山の中腹に紅葉の雲海に浮かぶような

多宝塔に出会える

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(2014年11月22日撮影  永観堂多宝塔)

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2015年10月10日 (土)

清水寺 私の京都vol.22

清水寺 私の京都vol.22

清水の舞台で知られる 清水寺

祇園から切通しを通って

石塀小路をくぐり抜け

高台寺から二年坂、三年坂

そして清水坂を上って

標高120メートルの高さに境内がある

早朝に訪れると、

周辺の住民の方が散歩

日中になると

修学旅行生でにぎわう

親しみ込めて清水さんと呼ばれるが

一日いると その日常がよくわかる

境内に入り清水の舞台へ

その高さは13メートル

釘を使わない懸造が使われている

国宝の建築物

そこから望む錦雲渓

その紅葉の海は絶景にて

「清水へ 祇園をよぎる 桜月夜

    今宵逢ふ人 みな美しき」

              与謝野晶子

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(2014年11月24日撮影  清水の舞台)

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(2014年11月24日撮影  清水の舞台から望む錦雲渓)

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2015年10月 9日 (金)

嵐山 私の京都vol.21

嵐山 私の京都vol.21

京都の紅葉は11月下旬が見ごろになる

紅葉といえば

平安時代から景勝地として知られる嵐山

渡月橋から望む嵐山は絶景です

旅行パンフレットや雑誌やテレビの1カットで

よくみかけるところは

その大堰川を少し上流に入ったところにある

知る人は知る紅葉の撮影スポット

紅葉の額縁に屋形船が通る

このあたりも

多くの歌人、俳人がその風情を歌に詠む

 「小倉山あらしの風の寒ければ

    紅葉(もみぢ)の錦着ぬ人ぞなき」 

                    藤原公任

至高のひとときにて

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(2014年11月23日撮影  嵐山公園)

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2015年10月 8日 (木)

比叡山 私の京都vol.20

比叡山 私の京都vol.20

古くから崇高されてきた

標高848メートルの比叡山

山腹には 世界遺産 延暦寺

東塔、西塔、横川(よかわ)の三塔が鎮座する

4月訪れたとき、

八瀬のふもとで15℃だった気温も、山頂では7℃

その気温差が語るように、

4月下旬ころ、しだれ桜が満開

新緑とともに 美しい風景が広がります

また比叡山は借景に使われることも多い

代表的な寺院が岩倉の圓通寺

苔庭を介して木立の間から眺める比叡山は格別

他にも正伝寺や金戒光明寺など

借景とする社寺庭園は多い

近代に作られた都市公園

宝ヶ池公園も比叡山を借景とする

地球温暖化防止京都会議(京都会議)、

ワシントン条約、ユネスコ世界遺産委員会など

国立京都国際会館がとり行われた会場として知られるが

その建築物は 山の稜線が切れないように配置されている

また水辺を介して見ることのできる比叡山もよい

最近 訪れたのは秋の大河内山荘からの風景

昭和初期の映画俳優 丹下左膳の役で知られる

大河内傅次郎(1898~1962)

百人一首で知られる小倉山の美しさに魅せられて

昭和6年に簡素な山荘を営んだ場所である

その山腹から前方の嵯峨野の市街地

低い山並み 雄大な稜線の連続

比叡山は京都の美と深い関わりを持っている

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(2014年11月23日撮影  大河内山荘から望む)

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2015年10月 7日 (水)

聴竹居 私の京都vol.19

聴竹居(ちょうちくきょ) 私の京都vol.19

JR山崎の改札をでると

向かい側に千利休の現存する茶室

妙喜庵(みょうきあん)の

茶室「待庵(たいあん)」(非公開)

左手の麓は天王山の戦い

豊臣秀吉と明智光秀の天下分け目の決戦地

その同じ麓にある聴竹居(ちょうちくきょ)

1928年(昭和3年)

建築家 藤井厚二により建てられた

先駆的な環境共生エコ住宅として

建築界では知られるところ

最近は、雑誌や新聞で取り上げられ

また一般公開も行われているため

少しづつ、浸透してきている。

生涯求めた藤井厚二の建築とは

「真に日本の気候・風土にあった

  日本人の身体に適した住宅」

その思いが詰まった住宅

パッシブソーラー、和洋折衷、

リビングイン、ランドスケープなど

近年取り上げられる住宅設計の魅力が

80年前のこの住宅には詰まっている

今みても色あせないアイデアとデザイン

私が訪れたのは

「紅葉をめでる会」の一般公開に訪れて

もちろん美しい紅葉を見ているのだが

その住宅のディテールと空間の意図を

確かめていたことはいうまでもない。

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(2012年11月22日撮影  聴竹居 居間)

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2015年10月 6日 (火)

竹林 私の京都vol.18

竹林 私の京都vol.18

竹林の風景も四季の風景にはかかせない

ひときわ知られているのは

嵯峨野の竹林の径

TVCMにドラマにガイドブック

必ず見られるあの道です

あまり知られていないところでは

西山には有数の竹林がある

昔から京都御所への献上品でもあった

高級食材タケノコが作られているところだ

羽毛布団にかぶせられたような

ふかふかの土壌に育つタケノコ

煮てもよし 焼いてもよし

甘い食感のあるタケノコが絶品です

かぐや姫伝説は全国各地にあるが

この地もそのひとつ

そのような風土を好んでか

日本画家の東山魁夷は

京都のスケッチを山崎で行い

連作「京洛四季」のひとつ

「夏に入る」(1968)を発表

今回、掲載した写真も

「夏に入る」を意識した絵づくり

かぐや姫がいるのではないかと思わせる竹林

そんな場所を追いかけて撮影を行った

名もなき 静かな竹林の径

のんびり散策しながら...。

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(2014年12月31日撮影  実家周辺の散策にて)

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2015年10月 5日 (月)

法金剛院 私の京都vol.17

法金剛院 私の京都vol.17

関西花の寺第十三番 法金剛院

双ヶ岡の花園にある 京都の花の寺として随一

四季折々の花が いつ訪れても咲いており

京都市内の寄り道にもちょうどよい

寺院は平安末期 待賢門院が再興した古刹

春はしだれ桜 ひときわ 待賢門院桜が美しい

桜が賑わう後半に

静かに小さな花を咲かせる 花紅葉

初夏になると 境内の木々もみずみずしい新緑へ

夏は蓮が生い茂る

鉢植えの丸い修学院蓮なども美しい

秋になると紅葉が盛り 嵯峨菊が境内を彩る

そして冬 しんしんと降り積もる雪化粧

苔庭に落ち椿 万両や千両が凛と咲く

四季を見つめる浄土池の巡る回遊式庭園

早朝に訪れると 静かな境内に 心静まる 

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(2014年4月13日撮影 しだれ桜と青もみじ)

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(2014年11月24日撮影 紅葉)

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2015年10月 4日 (日)

北野天満宮 私の京都vol.16

北野天満宮 私の京都vol.16

10月になると

関東ではJR東海のキャンペーンCMが流れる

「そうだ京都行こう。」

秋はJRも京都も

観光収入がメインとなるから力が入る

今年のキャンペーンポスターは北野天満宮

御祭神菅原道真公を祀る学問の神様

子供のころから

初詣に毎年のように参拝した神社のひとつ

今でも

紅葉や上七軒の花街、老松の和菓子など

楽しめるものも多くあり

毎年のように訪れている神社である

紅葉のライトアップで訪れたときは

紙谷川の紅葉と共に

抹茶と菓子付きの紅葉狩りにて

毎月25日は縁日で大勢の人が訪れる境内も

この時は 紅葉見頃の前で観光客も少なく

のんびりと 静寂した参道を歩いていた

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(2012年11月25日撮影 紅葉ライトアップ)

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2015年10月 3日 (土)

祇園の花街 私の京都vol.15

祇園の花街 私の京都vol.15

祇園にある花街は2つある

祇園東は東大路と花見小路の間、

四条通北側に位置

八坂神社や清水寺に近く栄えた。

ただ 明治時代、

祇園甲部から分離したため

当時は、祇園乙部と云われる

祇園をどり 祇園会館 唯一秋の公演11/1~10です。

もう一つは祇園甲部

江戸時代 祇園新橋から花見小路界隈

八坂神社の門前で茶屋を営業したのが始まり

大石内蔵助が遊んだ一力茶屋も

建仁寺から八坂神社、清水寺と結びつき

大きく発展した花街

都をどり 祇園甲部歌舞練場 4/1~30

白川沿いを歩けば

祇園新橋伝統的建造物群保存地区

ゆっくりとした時間が流れる

「かにかくに、祇園は恋し 寝る時も

      枕の下を 水の流るる」

祇園をこよなく愛した

昭和の歌人、吉井勇の一句

毎年、11月8日は、かにかくに祭

祇園甲部の芸妓舞妓により

菊の花が献花される

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(2014年8月13日撮影 祇園白川)

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2015年10月 2日 (金)

北山杉 私の京都vol.14

北山杉 私の京都vol.14

東山魁夷の京洛四季シリーズ

昭和43年の作品に

青い峡(あおいたに)というのがある

高尾から京北町へ向かう周山街道沿いで

北山杉の斜面を描いたといわれている

親交のあった川端康成が「古都」を発表

その本の口絵にも使われており

誰しもが知る絵になった

単行本「古都」を持った時から

そんな思いもあり

周山街道を通るたびに

どの部分をモチーフにされたのかと

想像が膨らむ。

私の撮影もまた

間違いなくイメージは青い峡

いかに北山杉の樹葉を

繰り返されるパターンデザイン

テキスタイルに近づけるか

そのように思いながら

数枚シャッターを切ったことを

覚えている

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(2014年8月17日撮影 周山街道)

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2015年10月 1日 (木)

三玲の庭 私の京都vol.13

三玲の庭 私の京都vol.13

京都のお寺は素敵な庭が多く存在する

観光地であること

お寺どうしで競い合っていることも

優れた庭が作れる理由の一つかもしれない。

中でも異彩を放つのが

造園家 重森三玲

京都 東福寺波心庭

障子に切り取られた額縁に

力強い石組み

個の存在感

石と石の配置にリズムを感じながら

縁側で腰を掛けて眺めるのもよい。

その場に正座すると

目線の先は、建物と庭が一体となる、

静寂した空間に身を投じ

時を忘れて こころ安らぐ場所にて。

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(2012年5月2日撮影 東福寺波心庭)

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