西洞院の路地 京の町家

西洞院の路地　京の町家

京の町を歩いていると、昔ながらの風景に出会います。

行き止まりのような路地も、奥で折れ曲がり、

さらに突き当たる先を折れ曲がると、四条通りに。

京都ならでは、仁丹のホーロー看板を見かけたり、

京の生活を身近に感じる地蔵尊や赤い消火用バケツ、出格子の郵便受けなど見つけることも。

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綾小路通西洞院あたり（あやのこうじにしのとういん）
（場所）京都市下京区綾小路通西洞院
（アクセス）阪急四条烏丸駅徒歩10分
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杉本家住宅 京の町家

杉本家住宅　京の町家

船鉾町の近くには、杉本家住宅もあり、

表通りに面する店の間、出格子、大戸、犬矢来、むしこ窓など当時の佇まいのままにて、

市内でも、最も規模が大きく、祇園祭の時などに内部を見学できます。

アスファルト道路に見える4つの石は、その祇園祭のときの鉾を立てる位置にて、

祇園祭になると、町家もまた、伯牙山のお飾り場となっています。

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杉本家住宅（すぎもとけじゅうたく）
（場所）京都市下京区綾小路通新町西入矢田町116
（アクセス）阪急四条烏丸駅徒歩10分
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長江家住宅 京の町家

長江家住宅　京の町家

祇園祭で船鉾を出す鉾町へ、

京都市登録の文化財町家、長江家住宅

「厨子２階型」といわれ、１階に糸屋格子、２階に虫籠窓、

間口７間（13ｍ）、奥行３０間（54ｍ）の職住一体型の室町の呉服問屋の佇まいにて、

格子が美しく、玄関からも通り庭がみえます。

内部に入ると、夏のしつらえ、離れ座敷の葦戸（よしど）の繊細さが涼しげにて、

ほか、坪庭や軸組みの天窓、おくどさん、愛宕火符など、京の商家の美意識を堪能。

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袋屋 長江家住宅（ふくろや　ながえけじゅうたく）
（場所）京都市下京区新町通り仏光寺上る船鉾町
（アクセス）阪急四条烏丸駅徒歩10分
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※特別公開中、建物内部、庭園ともに撮影不可。

祇園祭2011～無名舎吉田邸の現代アート～File18

祇園祭2011～無名舎吉田邸の現代アート～File18

今年の、新町通りの無名舎は、屏風祭りが楽しい。

京町家でコンテンポラリーアートの試み、企画展示です。

表の格子も取り外され、通りから中の催しを眺めることができました。

夏のしつらえに、古屏風と現代アートのコラボレーション。

土間から座敷に上ったところに、彫刻家、川上力三さんの作品。

中庭から、奥座敷、奥庭が見通せるところには、

平面と立体に取り組む現代美術作家の麻谷宏さんの作品。

シンプルな形態に、空間の緊張感を感じます。

吉田孝次郎　特別企画
川上力三＋麻谷宏　展
平成２３年７月１８日（月）ー２４日（日）
午後０時ー午後８時　〔入場無料〕

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京都生活工藝館　無名舎　吉田邸
（場所）中京区新町通六角下ル六角町363
（アクセス）阪急四条烏丸10分
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42京のお祭り-祇園祭-

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京都 町家、夏のしつらえ 無名舎

京都　町家、夏のしつらえ　無名舎

夏のしつらえは、機能的に通風にすぐれ、棕櫚竹(シュロチク)も揺れて。

快適な京町家の意匠です。昨年の屏風祭から。

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山鉾町（やまぼこちょう）
（場所）中京区新町通ほか
（アクセス）阪急四条烏丸10分
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京町家-小結棚町会所-

祇園祭を守る町会所。
小結棚町は祇園祭のとき、放下鉾を出す町内です。

町会所は通りに面した会所家(慶應３年･1867)と、
奥の土蔵(嘉永２年･1849)から構成とのこと。

祇園祭になると、奥の土蔵の２階から会所家２階の裏縁にかけて，
ダイナミックに長大な木製の渡廊がかけられます。
まもなくその、会所飾り（かいしょかざり）と呼ばれる装いになりますね。

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小結棚町会所（放下鉾）（こゆいだなちょうかいしょ）
（場所）下京区四条新町上ル小結棚町
（アクセス）阪急四条烏丸すぐ
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京町家-堀野記念館２-

堀野記念館（ほりのきねんかん）

２回目の堀野記念館は、建物内部へ。

虫籠窓の部屋です。天井の勾配をみると下げているのが確認できますが、
これは、軒を下げることで延焼を防ぐ工夫があったそうです。

１階の奥座敷です。
ケヤキの棚板、赤松の床柱などいろいろな材料を使い分けています。

 

１階の奥座敷から障子を通して、
縁側、中庭と連続的な空間のつながりを感じますね。

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キンシ正宗 堀野記念館（ほりのきねんかん）
(場所)中京区堺町通二条上ル亀屋町１７２
（アクセス）地下鉄丸太町駅７番出口から徒歩10分
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京町家-堀野記念館１-

堀野記念館（ほりのきねんかん）
御池通りから堺町通りを上がると、存在感のある町家が。
紫紺の暖簾の印象的な町家です。

酒造メーカーのキンシ正宗の創業の地として知られています。
創業は、天明元年（１７８１年）で、今から２２８年前とのこと。

正面１階は切り子格子、２階にはむしこ窓、壁は黒漆喰。
建物は伝統要素の構成で成り立っています。

京町家の中でも、つし２階(中２階）といわれる一般的な形態。
軒先部分は、一文字瓦が使用され、水平方向のシャープさを感じます。

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キンシ正宗 堀野記念館（ほりのきねんかん）
(場所)中京区堺町通二条上ル亀屋町１７２
（アクセス）地下鉄丸太町駅７番出口から徒歩10分
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京町家-社家西村家２-

社家西村家 (しゃけにしむらけ)

紅葉はひと休み。京都でも貴重な社家の庭園鑑賞へ。

上賀茂神社から流れる明神川の水が、庭内の池に流れ込みます。
奥の趣のある古木の橋が目に飛び込んできます。

そして、再び明神川へ水が返されます。
社家の庭園として、色濃く残っています。

社家西村家庭園 (しゃけにしむらけ)
（場所）北区上賀茂中大路町1番地

京町家-社家西村家１-

社家西村家（しゃけにしむらけ）

上賀茂神社の歴代社家の庭を明治２０年代に西村家が所有しました。
そもそも、社家は奉職する上賀茂神社の近くに家を構えました。

この川は、上賀茂神社より流れる明神川です。

そして、その川から、敷地内の池へと導水します。

社家西村家庭園 (しゃけにしむらけ)
（場所）北区上賀茂中大路町1番地